2016/12

これを今年最後の記事にしますね。

まずトレード。一番の成果は今年も生き延びられたこと。まあそこそこだったんじゃないかなと思うしそれなりに納税もできるようだ。
ただ私にとってはいつもの事なんだけれど、もうちょっと取れてもよかったのになーって感じるんだよね。まあグダグダな1年だったしいい方だったのかもねって思うようにしている。
一方この1年を通して、なるほどなるほどそうなのかーとか新たな気づきは沢山あったし前に進んでいる実感はある。そして勉強することはまだまだ沢山あるなーって感じたよ。

プライベート。ここでもちょろちょろ書いたけど自分のコントロールできない外部からのあれやこれやでなんか忙しかったし、なかなか身動き取れなかった。ただそのせいで体重を減らすことができたし、今になっても程々キープしているのがいい所だったかな。

このブログ。下らない駄文を書きつつ何とか続いているね。たまに見返すけどいい事言うねーみんなこれだよこれ見ろよってのもあるし、なんじゃこの記事何言いたいのかわけわからんというのもある。
書いていて自分のアホさ加減を世の中にまき散らしているだけじゃないかって気がしないでもないけれどまあそれでもいいかって思うようにしている。どうあれ興味を持ってみてくれている人がいるようだし(そうあなたです)。

ともかく一年お疲れさまでした。


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結論から言うとどれが良かったかっなんてよくわからないんだ。何か特定の一つじゃないし。
それに因果関係なんてあるようでないようでって所なのであやふやではあるけれどこういうことが良かったんじゃないかなっていうのを書いてみるね。

本をたくさん読んだこと
 何度も書いているけれどほとんどはゴミ本だ。そのせいでえらく遠回りしたこともあるよ。ただ良心的な本もそこそこあるし、それは何らかの形で自分のトレードスタイルに影響を及ぼしている。どれがどうだとかそういうのってたくさん読まないとわからないし、やっぱり読まないより読んだ方がいいだろう。それにそこに書いてあることくらいはみんな知っている、やっているんだよってこともわかるからね。

数字をたくさん追っかけたこと
 方針によって色んな追っかけ方があるけれど、どうあれ気持ち悪くなるまで追っかけるとその分野で見えてくるものはあるよ。見えてくるってのが何か表現しにくいんだけれど、その枠組みでの世界を理解できるというか、これはこういう感じなんだってのがわかるというか、、うーんともかくそういう事だ。

記録をつけたこと
 これは普通に言われていることだけど、記録つけるだけじゃダメで見直さなきゃいけないよ。そして見直したときに役に立つようにつけるんだ(ってその時になってみないとわからないけどね)。これやるようになった頃を境に自分の成績は大きく改善していったので多分あっているんだと思う。

方法をたくさん試したこと
 これはいいのかわからないし、悪いことなのかもしれない。ただ時代とともに考え方が変わって来て大きく方針転換したという事が少なくとも数度はある。その積み重ねであああれはねって言う考え方を持つことができたけどそういうのってどうなんだろう、勝てる勝てないとは関係なさそうだし無駄に遠回りしているような気もするね。

・・別に不思議でも何でもない当たり前っぽい話ばかりで面白くないね。でもそんなことかよって思えるようなことを継続して積み重ねることが結果につながっていくんだと思うよ。


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程々のややこしさというか難しさがあるっていうのがいい所なんだろう。

だって欲しいと思ったらすぐに手に入ったり、疑問に思ったらすぐに答えが出たりだと天国のように思えるけれど退屈で仕方なくなるよ。そのうち欲しいものとか疑問に思うものなんてなくなってしまうだろう。極端な話世界征服したいと思ってすぐにハイしましたってなっても次何やろうかってなるよね。

かといって逆にどう見たってこれ無理じゃんなんてのも面白くない、というかそもそもやる気が出ない。
だからこうやって、ああやって、これがああだあれがこうだ、うーんうーんできたーのがいいんだよ。ゲームだって程々の難易度になるように設定しているから面白いんだよね。

トレードだって安く買って高く売ればいいだけじゃんって思えば簡単そうに見えるけれどやってみるとできそうでできなかったり、いろいろ考えなきゃいけない所が面白いんだよね。

ただうーんうまく行きそうで行かない―ってやってるだけじゃそれが楽しみでやってる株オヤジみたいなのになってしまう。趣味ならそれでいいけれど多くの人は資産を作ろうと思ってこの世界に来たんだよね。
でちょっとまともになるとじゃあどうしたらいいのんって勉強したり色んな考え方を土台にして俺理論みたいのをつくっていくんだろうけど、うまく行ったり行かなかったりだし今日明日にできることじゃない。

ただそういうのがきちんと組み立てられていけばそれなりの結果が得られることにはなる。そうなったらそれはそれで面白いだろうけれどやっぱり一番面白いのってその手前でああだこうだやっている時なんだよね。
そりゃお金は増えている、十分な資産を作った、ってなっても問題意識はなくならないだろうし実際全てが解決なんてありそうに思えないよ。でもいつかはその先どうするのってなるし、そこで面白いことって何だろうって考えたりもするんだよね。


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この話は成功本とかにもよく出てくるので知っている人も多いだろう。
もうちょっと頑張ったら金脈が見つかったのにって話だ。ホントかどうかは知らん。

作り話だったとしてもわかりやすいから今まで語り継がれてきたんだろう。で成功の秘訣は成功するまでやることだとか、諦めちゃいけないよとか言われるんだよね。

そりゃそうだと思うし間違っていないよ。ただそれだけ信じてやって果たして成功するだろうかってちょっと穿った見方をしてみたんだ。
だって成功するまでやるって言ったって30年40年もやり続けてうまく行かない人になんて声かけたらいいんだ?この話を持ち出してもう少し頑張りましょうって言えるか?5浪も6浪もしている受験生にあと1年頑張ってみたらとか言えるのか?

違うよね。
雪道でアクセル吹かすようなことしたってなかなか進まない。考え方方向性が違ったらいくら頑張ったってムダだったりするんだよ。
アクセル吹かして進まなかったら原因を探って手を打つのが先でグイグイ踏み込むのはその後だ。

こう書くと当たり前のように見えるけれど話が抽象的になると途端にそうできなかったりもする。特にトレードなんて何が正しいかなんてよくわからないというか色んな正解と色んな不正解があって、損しててももうちょっと頑張ってみようとかなるかもしれない。
でもただ頑張っているだけじゃどうしようもなくって自分のやっていることを振り返ったりそれでいいのかとかチェックをしないと雪道でアクセル吹かすことになりかねない。というか、雪にはまるようなところがあちこち無数にあって手を打ち続けないとうまく走れるようにならないと言ったらいいんだろうか。

あと成功するまで頑張るってのもあるけどそれには燃料も必要だ。ただ好きだからやるというのでもいいのかもしれないけれど、自分にとっての燃料って何だろうっていうのはハッキリわかっていた方がチョロっとやってやーめたってならなくていいんじゃないかな。

ただおかしなことをせずに進んでいったらその先に金脈があることは間違いないってのがトレードの救いかもしれないけれど、金脈があるから皆ワーッと進んでいくってのはゴールドラッシュと大して変わらないのかもね。


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これはいい本だと思ったので知っている人も多いかもしれないけど紹介しておく。

コレ

この本古いこともあるせいか本屋にあまりないようで私はちょっと本屋巡りしたよ。どこかのブログで見たのか、検索して見つけたのかどうやってこの本を知ったのか忘れたけれど、読みたい本リストに書いてあったんだ。

見るとわかると思うけれど囲碁の世界の勝負話だ。私は囲碁のことは全く知らないしこの人もこの本で初めて知ったけれど(その世界ではとても有名な人らしい)、それでも知らない人向けに気を使って書いてあるのでとても読みやすい。

何が良かったかって、勝負哲学、謙虚な姿勢、見識の高さ、プロとしてどうあるべきかなどなど、そうそう、そうだよ、と言いたくなるところがあちこちに出てくる。私がブログで言いたいことが書いてあるんだよね。分野は違えど考え方、取り組み方なんかは変わらないもんだよねって再認識したよ。

と同時にやっぱり頂点に立つ人っていうのはこのくらいやっているもんなんだなーって思ったよ。自分はトレードで生活しているとはいえそこまでの厳しさはないしむしろユルい位なので、やっぱりもうちょっと気を引き締めなきゃなって反省もした。

まあ片や一分野を極めた人、片や市井のオッチャンなので比較するものでもないけれど、こういうのを読むとより高みに向かっていこうという気持ちが高まるのでいいね。直接トレードどうこうってことには結びつかないし明日から役に立つってこともないけれど、土台を強化するにはいい本だ。



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